名義貸し
自己の名義を使って他人のためにクレジットカードを作ることです。
一言でいうと詐欺にあっているのですが、自己の名義で他人のためにクレジットカードを作るという行為は違法な行為です。
「君には迷惑かけないからさ、この申込書に名前書いてハンコを押して欲しいんだよね、しばらくしたらさカードが届くから、それ持ってきてくれたら1万円渡すからね」とかいわれて、名前を書いてハンコを押して、後日カードを持っていってお金を受け取ったら、ハイ違法行為です。
この後あなた名義のカードで限度額いっぱい買い物をされて、あなたに請求書が届くのですが、あなたは騙された主張しても聞いてもらえません。
カード会社の請求どおり、お金を払うしかありません。
一応、支払限度額を大幅に超えた請求や審査の段階でカード会社が名義貸しであることを知ることができたといえるような場合には支払いを免れることができますが、お金をもらってカードを作っているとなると、被害者であると主張するのは難しくなります。
名義貸しを持ちかけた詐欺師を捕まえたら、カード会社に支払ったお金を詐欺師から取り返すことはできるでしょうか。
一応できるのですが、詐欺師は簡単には返してくれないでしょう、仮に裁判に持ち込んだとしても、こちらも違法行為をしているため、なかなか難しい裁判になるでしょう。