カブドットコム証券
カブドットコム証券とは三菱東京UFJ銀行系列のオンライン証券会社です。
旧三和銀行が設立したイー・ウイング証券と伊藤忠がマイクロソフトと共同で作った日本オンライン証券が合併しカブドットコム証券となり、さらに三菱東京フィナンシャル・グループ系のMeネット証券と合併し現在に至ります。
三菱東京フィナンシャルとUFJの統合による双方の子会社の合併では三菱東京フィナンシャル系の会社が存続会社となるのが通例ですが、合併後も伊藤忠の出資比率が高いこともあり、カブドットコム証券が存続会社となりました。
現在でもグループ内では独自色が強いといわれています。
2000年にオンライン証券としては初めて「逆指値注文」を取り入れたというのは画期的でした。
現在では逆指値はもとより、OCOやIFDなど一通りの特殊注文ができるのが当たり前ですが、そのきっかけを作った功績は大きいです。
また、カブドットコム証券の大きな特徴としては三菱東京UFJ銀行の代理店業務を行っていることです。
2006年末に関東財務局より銀行代理業の許可を受け銀行業務ができるようになっています。
三菱東京UFJ銀行の支店として「カブドットコム支店」が開設され各種の取引窓口と銀行の窓口がひとつになった画期的な銀行が登場したことになります。
2006年にはカブドットコムのHPそっくりのフィッシングサイトが登場しカブドットコム証券が顧客に注意を呼びかける事件が話題となりました。
現在はこのフィッシングサイトは消滅しています。