円高
ドルとの相対的な値段の変動の事で円の価値が上がっている状態のことを円高といいます。
簡単に言うと1ドル120円の状態から1ドル100円になる事を円高になるといいます。
ドルの価値が下がって円の価値が上がっている事ですので輸入関係のものが活発になります。
円の価値が上がっていてドルに換算する際に小額で行うことが出来ます。
また円での資産運用が活発になり、外国からの介入も盛んになります。
その為日本の経済市場も活発になります。
逆に輸出の状態は悪くなります。
海外での日本製品の需要が低くなりますので輸出品が売れなくなります。
海外での購入では当然外貨での支払いになります。
円高の時に円に換金すると実質の支払い金額が減ることになります。
円高の際のメリットも多くあります。
海外旅行の際にはその影響はよく分かると思います。
円高の時には同じ金額で多くの外貨と交換できます。
10万円で交換できるドルは円高のほうが多くなりますから、その恩恵は実感できると思います。
またガソリンなどの燃料費も安くなります。
日々の燃料費だけではなく発電などの光熱費にも関係してくるものです。
ドルとの相対的な値段の変化ですので一概に良い常態である、とはいいづらいと思います。
円高にしろ円安にしろメリットもデメリットもあるのですから。
円の価値が高いのは外国に対して強くなっている証拠でもあり、海外での日本製品の衰退の原因でもあるのです。